岡山県津山市の谷口圭三市長と意見交換する「津山(まち)づくりミーティング」がこのほど、津山圏域消防組合本部の防災学習センター(同市林田)で開かれ、防災士3人と災害に強いまちづくりについて話し合った。
日本防災士協会県支部の副支部長・原田純志さん、市消防団河辺分団の副分団長・千代延拓磨さん、河辺公民館館長の西村始さんが参加した。
原田さんらは「市民一人ひとりが防災意識を持って備える『自助』を基本とした上で、日ごろから世代を超えた関係づくりが大切」と強調。避難経路や場所を共有できる防災マップづくりや啓発活動の場となる全公民館へのWiFi設置などを提案した。市長は「災害時の行政の役目を考えながら、いただいた案を検討していきたい」と話した。
ミーティングは市民の考えをまちづくりに反映させようと2018年度から開催しており、今回で13回目。