岡山県津山市とJAF(日本自動車連盟)岡山支部が、双方が持つ資源を活用した観光振興と地域の活性化を目的とした「観光協定」を締結した。
JAFは2010年から現在まで全国各地の自治体と協定を結び、協働でイベントを開催したり、JAFが発行している雑誌に自治体の情報を掲載したりして各市町村の魅力を発信。さらにドライブや旅を楽しむための役立つ情報も提供し、地方への観光客誘致を図っている。同支部では岡山、倉敷、真庭市など12自治体と締結しており、本市は13番目となった。
このほど津山市役所で調印式が行われ、谷口圭三市長と梶谷俊介支部長が協定書に署名した。梶谷支部長は「津山市は津山城をはじめ、鉄道遺産や洋学など魅力的な歴史と文化が根付いている。魅力を発信して交流人口を増やし、最終的には住民のみなさんの豊かな暮らしの実現につながれば」とあいさつ。谷口市長は「観光は大事な事業の一つ。現在3月から5月にかけての誘客キャンペーンを実施しており、来客の増加を目指している。指導と協力をいただければありがたい」と話した。
3月20日から国道179号沿いを中心に、津山、倉吉両市の観光スポットを巡る「ドライブスタンプラリー」を実施するなどPR活動に力を入れる。