岡山県津山市野村の農業体験施設・まほらファームで21日、鶴山小児童クラブの子どもたちを対象にした食農体験があり、保護者を含め111人が竹筒を使った炊飯やシイタケの栽培などを通して食と農業の大切さを楽しみながら学んだ。
津山市内農業関係4団体の13人が講師を務めた。お米ができるまでの勉強やシイタケの駒打ち、米粉と津山産小麦のクレープづくりになどに取り組んだ。竹筒飯ごうづくりに挑戦していた3年・西本ハンナさんは「自分で炊いたごはんを食べるのが楽しみ」と笑顔を見せた。
昼食は炊きたてのご飯でホルモンカレーライスを楽しんだ。
LAアライアンス、まほら、地域商社曲辰、マルイが共催して取り組む食農活動の一環。「ひよこ児童クラブお別れ遠足」として行った。LAアライアンス代表の永禮淳一さん(50)は「地元にはたくさんいいものがあることを子どもたちに知ってもらいたい。要望があればどんどんやっていく」と話している。
【食農体験】小学生児童クラブの子どもたちを対象に食と農業の大切さを楽しみながら学ぶ / 岡山・津山市