〝森の芸術祭〟閉幕 スタッフ・市長らが来場者見送り 「素敵な場所を発見できた」/岡山・津山市、真庭市

芸術 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」の来場者を見送る芸術祭スタッフら=JR津山駅で
「森の芸術祭 晴れの国・岡山」の来場者を見送る芸術祭スタッフら=JR津山駅で
         

 岡山県北12市町村を舞台にした「森の芸術祭 晴れの国・岡山」の閉幕に合わせ、24日、会場となった駅などで同芸術祭スタッフらが来場者を見送り、最終日を締めくくった。

 津山市のJR津山駅では、アートディレクターを務めた長谷川祐子さんや谷口圭三市長、芸術祭スタッフ、JR職員約30人が集結。「また来んちゃい!」などと書かれた横断幕や手旗を掲げ、「快速 森の芸術祭ライナー」や周遊バスの乗降客を笑顔で送り出した。

 2日間で新見市、津山市を訪れたという吉田永遠さん(24)=倉敷市=は「建物や施設がノスタルジックな雰囲気で良い思い出ができた。今まで知らなかった県北の素敵な場所を発見できたしまた訪れたい」と話していた。

 長谷川さんは「場所とアートのマッチングが良かったという声が聞かれた。訪れた人に〝優しい非日常〟を体験してもらえたと思う」と振り返った。

 このほか、真庭市のJR中国勝山駅では、芸術祭に合わせ導入した新型電気式気動車「快速ハレのモリ」を地元住民らが見届けた。

地元住民らによって見送られた「快速ハレのモリ」
地元住民らによって見送られた「快速ハレのモリ」


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