岡山県津山市の津山衆楽ライオンズクラブ(LC)は22日、作陽保育園の園児を同県鏡野町寺元の同LCの農園に招いてサツマイモの苗植えをし、交流を深めた。
16・5アールの畑で年長児20人が、会員8人に手伝ってもらいながら鳴門金時の苗約400本の植え付けに挑戦。ビニールをかぶせている畝に竹へらで穴を開けて植え込んだ。作業が終わると子どもたちは、おまじない代わりに「おイモさん、大きくなあれ」と畑に向かって元気よく叫んだ。
近堂拓海君(6)は「今日は楽しかった。苗が柔らかいのでちぎれないように気をつけた。おいしいサツマイモに育ってくれたらうれしい」と話した。
園児たちとの同交流会は、子育て事業の一環として20年以上前から実施している。収穫は10月下旬ごろの予定。