B’z凱旋コンサートに思いを寄せて・東西南北|おかえり稲葉さん2017
4月26日から始まったB’zショック。小紙もこの大きな波にさらわれたままどこに着地するのか見当がつかない。B’zの津山公演決定を1面トップで伝えた同日付の紙面は、フェイスブックで約2万人の目にふれた。普段は300人弱。稲葉さんへのメッセージを募った記事は10万人弱の目にとまり、4400人が「いいね」を押した。
東京のテレビ局から電話があった。同局の音楽番組で、決定記事が載る紙面を使いたいという。番組ではB’z凱旋コンサートにわく津山の商店街などの様子が放送されたが、記事が映ることはなかった。がっかりしたが、B’zの影響力には驚かされるばかり。
稲葉さんの実家である川崎の「イナバ化粧品店」に何度か通った。ここでも驚くことばかり。稲葉さんの母親で、ファンの間でイナママとして親しまれている邦子さんの人気ぶりがすごい。店内にいると理由がよくわかる。まず、絶対に1人にさせない。来店したファンには必ず声をかけ、稲葉さんのアルバムを一緒に見て、最後は「はい、ビーズ」と記念撮影。ファンへのサービス精神は親子で相通じるところがあるのかもしれない。
邦子さんから、耳より情報を得た。稲葉さんはつやま自然のふしぎ館が好きで、立ち寄ることもあるという。まちづくりに何か生かせないか。