美作大学・同短期大学部の第44回「白梅祭」が13、14の両日、同大(北園町)で開かれ、ステージイベントや模擬店といった学生たちが企画した多彩な催しを訪れた市民らが満喫した。
運動場では、沖縄、高知県人会や各サークルが飲み物や食べ物を販売。校内では陶芸やイラスト、写真といった作品展示などが行われた。さらに、同大公式キャラクター・地域貢剣ミマダインのヒーローショーと撮影会もあり、子どもたちが喜ぶ姿も見られた。
13日は、料理人としての一面を持つ吉本興業所属のお笑いトリオ・ロバートの馬場裕之さんによる特別講演会が体育館で開催され、馬場さんはフリーアナウンサーの西田多江さん(岡山市在住)と語らいながら、津山の特産品をはじめ、身近な食材の味を生かしておいしく調理する方法を提案。
「パスタ料理のボロネーゼにそずり肉を使ってみては」「パプリカすしというのがあるので、肉厚で甘みのあるジャンボピーマンも同じようにできるはず」といったアイデアに来場者たちは関心を寄せていた。
津山市国分寺の50代女性は「講演会では馬場さんのアイデアに驚いた。自分でも気づかない新しい発見につながった。そして学生たちの模擬店やイベントも、若い力を感じて元気がもらえた。きょうはとても楽しめた」と話していた。