岡山県津山市にゆかりのあるお笑いコンビ・次長課長の河本準一さんが春の津山の魅力をPRする観光動画が完成した。「さくら仮面ツヤマン」に変身した河本さんが名所やグルメを紹介し、目を引くインパクトで誘客を図る。
津山市や市観光協会などでつくる津山観光キャンペーン推進会議が60秒と15秒の2本を制作した。ピンク色の全身タイツを着た河本さんが、得意のタンバリンをたたき鳴らしながら、三三七拍子で桜の名所の津山城や歴史的な町並みが残る城東・城西地区、牛肉グルメなどを次々に紹介。津山の魅力を体を張ってアピールしている。
13日、津山市役所でお披露目式が行われた。河本さんは相方の井上聡さんと出席し、谷口圭三市長や同会議の松岡裕司会長らと動画の出来栄えを確認。制作の様子や津山への思いなどを語った。司会は岡山すみます芸人のハロー植田さんがつとめた。
河本さんは「津山を盛りだくさんに詰め込み、“津山愛”を込めた内容。さくらまつりなど、きれいな桜がある津山を全国に知ってもらいたい」と話した。
市のYouTubeチャンネルと市観光協会のホームページでこの日夕方から公開。18日から24日までは、JR岡山駅の電子看板でも放映される。