河辺小学校=岡山県津山市=の2年生と5年生100人が5日、同校近くの田んぼで田植えを体験した。
米作について知る生活科、社会科の授業の一環として恒例で実施。社会福祉法人・鶯園の就労支援A型事業所・青空ワークス(瓜生原)が管理する水田(3アール)を借り受け、職員から「苗は2、3本ずつつまんで、しっかりと差し込んで」などと要領を聞いた。
2班に分かれた児童たちは、はだしになって中に入り、ひんやりした泥の感触にはしゃぎ気味。一列に並び、張り綱の目印に沿って、キヌムスメの苗を丁寧に植え込んでいった。
2年1組・野口結誠君は「泥だらけになったけど、楽しかった。稲が伸びて、お米がとれるのが楽しみ」と話した。
10月上旬には同所で稲刈りも体験し、11月には新米のおむすびを味わう収穫祭を開く。