8月2、3の両日開かれる第47回「津山納涼ごんごまつりIN吉井川」を前に、岡山県津山市のJR津山駅で12日、プレイベント「ごんちゃん出発式」(津山納涼ごんごまつり実行委主催)が行われ、関係者らが本番に向けて機運を醸成した。花火大会では昨年度よりも大幅に増えた県下最大約8200発が打ち上がる。
駅前広場では、谷口圭三市長と大村宗利駅長らのあいさつの後に作陽保育園年長児26人の鼓笛隊が元気いっぱいに演奏を披露。続いて実行委メンバーも園児に加わり、祭りをPRするマスコットキャラクター・ごんちゃんを囲んで「ごんご囃子(ばやし)」を踊った。
駅ホームでは、子どもたちが運転手へ花束を贈呈した後、大村駅長らと出発の合図を行い、ごんちゃんとともに岡山駅行きの列車を見送った。この後、岡山、鳥取県内のJR32駅には告知ポスターが貼り出される。

谷口市長は「地域における夏の最大イベント。市民のみなさんと協力して成功させ、津山を元気にしていきたい」。片山英之実行委企画部会長は「多くの人から協賛をいただき、昨年よりも花火の打ち上げ数が増えたことに感謝し、熱中症への対策も十分にとりながらみなさんが楽しめるようにしていきたい」と話していた。
今年は「New Step つながる笑顔」をスローガンにスケールアップした多彩なイベントを実施。2日は奴通りで市民らによりごんごおどりを開催するほか、特設ステージでは瀬戸内海に面した7県で活動しているアイドル・STU48や津山市のユーチューバー・ピーチボーイのライブを実施。3日は津山市出身のシンガーソングライター・DIーRAYさんの演奏の後、午後8時から花火大会を実施。
このほか、城下スクエアでは縁日、津山商工会館ではお化け屋敷が開かれる。
