紅葉に肉グルメ、チャンバラまで 津山城で18日から「まつり」 過去最大規模で開催へ/岡山・津山市

イベント 「津山城もみじまつり」のポスター
「津山城もみじまつり」のポスター
         

 岡山県津山市の津山城(鶴山公園)で11月18日から26日まで、「津山城もみじまつり」=津山お城まつり実行委主催=が開かれる。秋のイベントとしては過去最大規模で、期間中は紅葉のライトアップや番傘アートの展示、土日を中心に初開催の「にくフェス」や「チャンバラ合戦」をはじめ、多彩な催しが繰り広げられる。

 モミジやカエデ、イチョウなど約100本が彩る園内。初日は午前9時半から表中門でオープニングセレモニーがあり、津山鶴丸太鼓による演奏でスタート。期間中、備中櫓(やぐら)下の二の丸では色とりどりの番傘を設置し、園内北側の紅葉谷では連日、イルミネーション「津山城ナリエ」が点灯する。表門には「美作国華道展」として共同制作作品を展示する。

 18、19、25、26日は、三の丸のつるまる広場で「ご当地グルメフェスティバル」と「美味し国マルシェ」を同時開催。ステージイベントは市内の中・高校・市民バンドをはじめ、備中神楽や「のど自慢in津山城」、岡山戦国武将隊など。19、25、26日は「美作国大茶華会」=茶席=を津山文化センター展示ホールと鶴山館で行う。スポンジ製の刀で大人数が戦うチャンバラ合戦とレーザー手裏剣バトルは18、19日。

 23日は津山の「肉」にまつわる二つのイベントを実施。つやま和牛を丸々一頭使い切り、さまざまな部位を使用して16店が趣向を凝らした肉料理を販売する「にくフェスin津山城」、ホルモンうどん、そずり鍋、干し肉などの牛肉料理をそれぞれ100食限定で振る舞う「津山ホルモンうどん大会」が開かれる。

 このほか、作州忍者鶴山隊によるなりきり忍者体験(18、19日)、岡山おもてなし武将隊による甲冑(かっちゅう)着付け体験(19日)など。

 実行委は「紅葉はちょうど18日ごろから見ごろになりそう。昨年は1万2500人の人出があり、今年は2万人が目標。チャンバラ合戦とにくフェスは初開催で、再訪意欲をかきたてる催しにしたい」とPRしている。

 問い合わせは、市観光協会内の実行委(☎0868-22-3310)。

「津山城もみじまつり」のポスター
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