昨年、コロナ禍でマスクが不足するなか、寺院からさらしの提供を受け手づくりした布マスクを美作市内の園児500人に贈り喜ばれた、同市平福の岡本和子さん(83)。今度は、美作市産のもち麦をPRするトートバッグなどを制作した。
岡本さんは25歳のときからミシン仕事をしており、3年前まで現役だった大ベテラン。岡本さんの腕を見込んだ知人が「何か作れませんか」と持ち込んだ布で作った腕抜きやエコバッグ、ポーチ、薬袋などが「かわいい」と評判になった。
同市ではもち麦を通した健康増進に取り組んでおり、2年ほど前に公式もち麦キャラクター入りの布地を製作。岡本さんが作った製品は愛育・栄養委員や関係者らが使用している。
「お役にたててうれしい」と岡本さん。
さんぽ道 美作市 岡本和子さん(83)
- 2021年12月30日
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