岡山県津山市久米地域特産、ジャンボピーマン「ジャンピー」の出荷が7日、中北下のJA晴れの国岡山久米選果場で始まった。11月までに13.5㌧の収量を見込む。
今季は19戸の生産農家が計約50㌃で栽培しており、前日から収穫。大きいものは長さ20㌢、重さ250㌘と普通のピーマンの5倍以上あり、苦味が少ないため生食も好まれる。
栽培を手掛けて15年になる三舩義明さん(73)=久米川南=は「順調に生育し、品質も良好」と話した。
選果場には初出荷の約350㌔が持ち込まれ、目視で「秀」「優」「良」の等級に分け、コンベアに流して機械で2L〜Sの4サイズに選別。箱詰めして岡山市や広島県、大阪府の市場に出荷した。100㌘当たりの小売価格は90円〜150円で、道の駅・久米の里にも並ぶ。