20日午後9時ごろ、岡山県真庭市の勝山地区で開催していた秋祭り「勝山喧嘩(けんか)だんじり」に参加した会社員・20代男性=真庭市=が、ぶつかり合うだんじりに挟まれて死亡した。
同署によると、男性は全長約5メートル、幅2.3メートル、高さ2.7メートル、重さ約2トンのだんじりの前方で押していた。会場に設けられた「けんか場」で2台が突進する時に巻き込まれ、左胸を強く打ったとみている。
同祭りは、江戸時代から伝わるとされる伝統行事で、勝山町並み保存地区や新町商店街を練りあるくだんじりどうしが激しくぶつかり合うのが特徴。事故を受けてすぐ中止となった。