津山市教委主催の「つやま子ども☆未来塾 オープンファクトリー」が16日、システム開発企業のソフィア(河原町)で開かれ、小学3〜6年の親子約20人が職場見学やプログラミングを体験し、地元企業への理解を深めた。
子どもたちの将来の夢づくりや勤労観の育成を進めようと開催した。同社員が講師を務め、「ソフィアでは、たくさんのプログラムを組み合わせて動かすシステムを作る仕事をしています」「プログラミングとは、コンピューターにやってほしいことを教えてあげることです」と説明。続いて、企業や病院、市役所などのシステムを作るフロアを訪ね、広い部屋にたくさんのパソコンが整然と並んだ様子に子どもたちは興味津々で見入った。
プログラミング体験では鳥取支店をオンラインでつなぎ、一人ずつ用意されたノートパソコンを使用した。説明を受けながら、スクラッチというプログラミング言語を使い、画面上に線を引いたり、三角形や四角形を描いたりした。最後にシューティングゲームも作った。
向陽小3年の餅原優希君(8)は「職場を見て、僕もパソコンを打ってここで働きたいと思った。プログラミングは少し難しかったけど、丁寧に教えてくれたので楽しかった」と話した。
9日には、河辺のパナソニックインダストリアルソリューションズ社メカトロニクス事業部で工場見学や体験活動を行った。
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プログラミングを体験する子どもたち