津山市内の就農希望者を対象とした「つやま援農塾」で野菜づくりを学んでいる2人は29日、上横野のほ場でショウガの収穫実習を行った。
受講生は中井秀男さん(73)の約10㌃の畑で、「あらかじめ茎葉を50㌢ほど草刈り機で切っておき、手で抜いていく」と説明を受けた。柔らかい茎を持ち、丁寧に抜いた後、収穫したショウガの茎をハサミで切断する作業も行った。
また、雑草対策として農薬を使った土壌消毒や牛フンと石灰を使った土壌づくりについての講義があった。早瀬峰暢さん(65)は「聞くよりも、実際に体験することで理解が深まった。育てた野菜が収入につながるようにがんばりたい」と話した。
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収穫したショウガの茎を切る受講生