つやま自然のふしぎ館が所蔵する「西村式試作プラネタリウム投影機」が、国立科学博物館(東京)の「未来技術遺産」に登録されたのを記念し、一般公開が3日、山下の同館で始まった。11月28日まで。
国産プラネタリウム創世記の試作品。鉄製で全長約90㌢、重さは約65㌔。
津山科学教育博物館(現つやま自然のふしぎ館)が1957年に天体望遠鏡メーカー・西村製作所(京都府)に開発を依頼。試作品として1967年に博物館に設置され、1980年まで大勢の市民が楽しんだ。
こども園に通う双子の息子と来ていた真庭市勝山の公務員・恒藤麻里子さん(42)は「七夕生まれなので星が大好き。ロマンを感じますね」と話していた。
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「西村式試作プラネタリウム投影機」を見学する親子連れ
つやま自然のふしぎ館「西村式試作プラネタリウム投影機」一般公開