「つやま自然のふしぎ館 リバイバル展」が山下の同館で始まり、現在は公開していないなつかしの通信機器や資料が来館者を楽しませている。12月25日まで。
来年の開館60周年に向けたプレイベントとして企画。同館とその周辺の歴史にまつわる品々約50点を展示している。
1930年代から普及した磁石式電話機や手回し蓄音機など年季の入った貴重な機器が並ぶ。中でも開館当初、実際に使用していたプラネタリウム投影機は一際存在感がある。このほか、スズメバチの巨大な巣や人体の標本など多彩な展示品に、来場者は懐かしさを覚えながら見入っていた。
同館の森本信一館長(81)は「昭和レトロな雰囲気をじっくり堪能してほしい」と話している。
入館は午前9時〜午後5時(月・火曜休館)料金は高校生以上800円、小中学生600円、4・5歳400円。常設展と同時開催。
(写真)展示品に見入る来場者
つやま自然のふしぎ館(岡山県津山市) リバイバル展 開催