岡山県津山市を中心に県北で活動するダウン症児親の会「あひるの会」(63家族)の第35回総会が、同市総合福祉会館で開かれた。藤本宗平会長を引き継いで服部博さんが新会長に就任し、今年の35周年記念事業について話し合った。
27家族が出席。35年にわたり会長を務めてきた藤本会長は顧問に就き、服部新会長が「9周年の時に入会し、藤本会長や先輩たちの対応に感動して今に至っている。次の世代へ引き継いでいけるよう努力したい」とあいさつした。
記念事業は7月2日に同市勝北文化センターで開き、ダウン症のマリンバ奏者・多田駿介さんの演奏と多田さんの母親による講演、ダウン症児者ダンスチームとの交流などを予定。「ともに あゆむ」をテーマに、地域での理解、支援につなげていく。