柵原文化祭(柵原文化協会主催)が31日、岡山県久米郡美咲町久木の柵原総合文化センターで始まった。地域の文化団体や学校などが日ごろの活動の成果を披露し、会場はぬくもりと創意に満ちた作品であふれた。2日まで。
絵画、陶芸、布細工、書道、写真など25団体・個人から約1300点の出展があった。子どもからお年寄りまで幅広い世代の力作が並び、来場者は鮮やかな色彩や繊細な筆づかいに感心しながら、一つひとつの作品に見入っていた。
期間中はコケ玉づくりの体験や、コーヒー・抹茶の販売もあり、訪れた人たちは語らいを楽しんでいる。開会式では禾本万里子会長が「先人がつないできた柵原の文化を守っていきたい」とあいさつ。テープカットで祝った。
