幻想的光景 蒜山地域の冬を彩る 想い出の1ページ/岡山・真庭市

イベント ミニかまくらに明かりが灯り幻想的な雰囲気に包まれる会場
ミニかまくらに明かりが灯り幻想的な雰囲気に包まれる会場
         

 岡山県真庭市蒜山地域の冬のイベント「ひるぜん雪恋まつり」(同実行委主催)が4、5日、同市蒜山上福田のヒルゼン高原センター、グリーナブルヒルゼンで開かれた。県内外から訪れた家族連れらが雪遊びや白銀の高原の景色など楽しんだ。
 グリーナブルヒルゼンの会場には秋田県横手市の職人直伝の高さ3㍍の巨大かまくらが4年ぶりに登場。子どもたちが大喜びで中に入ってはしゃぐ姿がみられた。また、パビリオン棟「風の葉」の周囲では来場者がミニかまくらに挑戦。今年の干支(えと)にちなんだウサギ、おばけや妖怪をかたどった個性的なものからシンプルな作品まで約1500個が並んだ。夕方には、それぞれに明かりが灯り、幻想的な光景が広がった。
 岡山市から友人たちと来た教師の西浦莉恵月さん(28)は「県南や実家の香川ではこれほどの雪はみられない。県北ならではの冬の遊びや美しい自然を満喫できた」と話した。米子市の多凜久間凜子さん(10)と郁人君(4)の兄弟は「そり滑りなどたくさん遊んで楽しかった。蒜山が好きになったのでまた来たい」と笑顔で語った。


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