「ふるさと再発見and防災知識向上 大倭地区3世代交流ウオーキング大会」が6日、中北下の久米支所(岡山県津山市)を出発点に開かれ、同地区に住む高齢者から子どもまで約90人が、秋晴れの空の下、地元を回りながら親睦を深めた。
住民たちの交流や健康増進、防災意識の高揚を目的に大倭コミュニティ協議会が、小地域ケア会議と支部防災検討会議と協力して実施。合わせて地区の歴史も学べるように、三成古墳や久米民族資料館・民具館を巡るコースを設定した。
家族連れらは、神田敬三防災士と一緒に歩き、避難場所や危険個所などを確認。「近くに病院がないのが注意点。けがを負った人がいる場合は、応急手当ができる人が対応する。有事の際は、住民同士の助け合いが重要」といった災害時の対応に関する説明に耳を傾けた。
地区の歴史を学んだ。小林瞳さん(35)=一色=は「普段気に留めなかったことに目を向けることができた。学んだ知識が生かせるようにしたい」。娘の篤穂ちゃん(5)は「みんなと一緒に歩いて楽しかった」と笑顔で話した。
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大倭地区を歩きながら知識を深める住民たち=三成古墳で
ふるさと再発見and防災知識向上 大倭地区3世代交流ウオーキング大会
- 2022年11月11日
- イベント