岡山県久米地域特産の「新高梨」の授粉作業が最盛期を迎えている。純白の花が枝いっぱいに咲き広がる中、生産者が実りの秋への願いを込めて丁寧に励んでいる。
JA晴れの国岡山久米新高梨部会の松下博部会長(74)は、油木下のほ場で約70本を育てる。まばゆい日差しに輝く花はまるで“白いじゅうたん”を広げたかのよう。梵(ぼん)天と呼ばれる道具を使って一輪一輪に花粉を付着させていく。
同地域は県内有数の産地で、今季は17戸が栽培する。「特産の新高梨を多くの人に喜んでもらえるよう、甘く大きい実を作りたい」と松下さん。大玉でみずみずしい秋の味覚は9月末ごろから収穫が始まるという。
