岡山県津山市のブランド牛・つやま和牛を使った肉料理が集う「にくフェス」が23日、岡山県津山市の津山城(鶴山公園)で初開催され、行楽客や家族連れが牛肉料理の食べ比べを堪能した。
2016年に初出荷した同ブランド牛の知名度を上げようと、津山観光協会が「津山城もみじまつり」内のイベントとして企画。市内17の飲食店が出店した。
中落ちの炭火炙り肉やひれステーキ、カルビ丼、赤身の串焼き、コロッケなど趣向を凝らした自慢の一品が並び、香ばしいにおいが漂う中、来場者はお目当てのブースの前に列を作り、ほおばった。
さらに、ホルモンうどんやそずり鍋、干し肉といった牛肉料理をそれぞれ100食限定で振る舞う「津山ホルモンうどん大会」も同日開催。家族で訪れた会社員の芦田雪乃さん(29)=津山市=は「お肉が好きだったので家族で来てみたがどれもおいしい。子どもたちも喜んでいる」と話していた。