友好交流都市の岡山県津山市と出雲市(島根県)、諫早市(長崎県)の3市議会は3日、交流会議を山北の市役所で開催。議会運営の課題などについて情報交換し、親睦を深めた。
各正副議長ら計12人が出席。中島完一議長が「緊密な連携、協調を図りながら地方行政の発展に向け、一層努力していく」、谷口圭三市長が「ようこそ津山市へ。両市の行政の組織や取り組みを勉強させていただきながら、これから」と歓迎の言葉を述べた。
会議ではそれぞれ持ち寄った議題「主権者教育を軸とした議員のなり手不足対策の取り組みについて」(出雲市)、「議会におけるICTの活用について」(諫早市)、「予算決算委員会の設置及び運営について」(津山市)について説明。他市議会の見解も聞き、問題点や今後の取り組み方などについて話し合った。
2日は津山郷土博物館や津山城跡、津山洋学資料館などを視察した。
3市は1981年に友好交流都市提携を結び、89年から3市議会が持ち回りで開催している。