がいせん桜プロレス2026(同プロレス実行委主催)が11日、岡山県新庄村の同通り内屋外特設リングで行われ、会場を目いっぱいに埋めた地元住民や観光客らが、青空の下満開を迎えた桜並木を眺めながら、迫力満点のひとときを楽しんだ。
同村在住で農業に励むプロレスラー・関根龍一さん(37)=プロレスリングBASARA所属=と、妻で津山市出身の天満のどかさん(36)=元東京女子プロレス所属=夫妻が中心となって企画し、一昨年に続いて2回目。今回は関根さんをはじめ、「爆れつシスターズ」として天満さんとタッグを組んでいた妹の愛野ユキさん、倉敷市出身の中野貴人さんのほか、女子界のレジェンド・アジャコングさんら両団体の選手計22人がシングルや2対2、3対3のタッグマッチ計6試合で熱闘を繰り広げた。
そのうち、女子6人タッグマッチでは、愛野さんら3人が世界の超獣・アジャさんらの組に果敢に挑んだ。激しい場外乱闘などの末、愛野さんが「ヴィーナスDDT」を決め、勝利を収めた。大トリでは関根さんがタイトル戦に挑戦。ユニオンMAX選手権王者の石川修司選手に対し何度も追い込まれるたび「関根」「頑張れ」と大きな声援を受けて立ち上がり、体格差の大きい王者に一歩も引かずあきらめない気持ちで攻め込んだものの惜しくも敗れ、タイトル獲得はならなかった。
このほかの試合も楽しいマイクパフォーマンスや場外乱闘で焼き鳥を買い出しに行ったり、自転車を持ち出した“危険行為”などで大いに会場を沸かせた。
親子で観戦した鳥取県倉吉市の団体職員・渋谷雄志さん(43)は「生ならではの迫力がすごい。子どもたちが夢中で見ていたので連れてきて良かった」と話していた。
試合後、関根さん、天満さん夫妻は「たくさんの協力で無事開催でき、きょうの桜のように満開の心になれた。これからも村のパワーにつながるようにしたい」としていた。

