アテネ五輪(2004年)女子マラソン代表の坂本直子さん(40)=広島県福山市=を招いたランニング教室が31日、美作市中山の美作野球場で開かれ、市民ら23人が効果的なウオーミングアップや走りの基本について学んだ。
同市スポーツ協会陸上競技連盟が主催し、市と周辺の小学生から中高年者までが参加。
ウオーミングアップを重点に、肩周りや太ももの筋肉をほぐしたり、腕を大きく回したり、それらをゆっくり走りながらする「動的ストレッチ」などの手本を見せてポイントを教え、参加者も入念に実践した。
「ランニングには肩甲骨の動きや股関節の柔軟性が大切。しっかりとアップをすることでけがをしにくくなるし、走りも違ってくる」とアドバイス。
この後、「ミニミニ駅伝」として、坂本さんらも加わって5人1組で約400?の周回コースを3周ずつ走り、そう快な汗を流した。
美作第一小6年・福田愛さんは「普段とは違ういろいろな筋肉を使ってかなりハードだったけれど、体がよくほぐれて走りやすくなった。長距離走を習っていて、いい勉強になった」と話した。
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坂本さん(右)からウオーミングアップについて学ぶ参加者
アテネ五輪女子マラソン代表・坂本直子さん(40)のランニング教室
- 2021年2月1日
- スポーツ