アルネ津山 「津山市スマートシティ推進協議会」初会合

行政・公共
         

 「津山市スマートシティ推進協議会」の初会合が3日、新魚町のアルネ津山3階COTOYADOで開かれた。デジタル技術を活用して地域課題の解決に取り組む「スマートシティ構想」の年度内策定に向け、産学官の枠組みでビジョンを共有しながら具体的内容について協議を進める。
 協議会委員は、美作大学、津山高専、津山商工会議所、作州津山商工会の役員らで、会長の?村功士副市長が「都市機能をデジタル対応に大転換し、市民の暮らしやすさと幸福感の向上を図るための構想。市が目指すべき都市像を示すため、きたんのない意見をいただきたい」とあいさつ。
 市担当者らが、デジタル田園都市国家構想に沿った地方の主体的な取り組みを国が支援するスマートシティの理念や効果、自治体別に暮らしやすさを客観指数で示した「LWC指標」について説明。
 続いて重点分野として、市民満足度成果指標などから絞った▽産業・観光・文化▽交通▽行政▽教育▽健康寿命▽IT基盤(都市OSなど)▽環境・エネルギー―7分野の選定案を審議、承認した。
 委員からは「市民に分かりやすい概要資料がほしい」「重点以外の分野でもデジタル化でさらに満足度を高められるはず」との意見も。
 今後、下部組織として若年層を中心にワーキンググループを立ち上げて市民意見を広く集め、11月に開く次回会合でそれらの課題を踏まえた各分野の具体的な取り組みを決める。

スマートシティ構想の重点分野について聞く協議会委員


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