ひとり親家庭などに配布する「フード&ライフドライブ」事業を展開する山北のNPO法人オレンジハート(角野いずみ理事長)は、新たな取り組みとして新魚町のアルネ津山にフードドライブ回収ボックスを設置し、未利用食品や日用品の提供を呼びかけている。
美作県民局などが主催する「親子エコフェスタ2022」の一環で実施。昨年まではイベント内で、スタッフが直接物資を受け取っていたが、開催期間の長期化に合わせて初の試みとして設置。
食品は常温保存でき、賞味期限まで1カ月以上、未開封・未使用に限る。
角野理事長は、「昨今の物価高が拍車をかけ、さらに困窮世帯が増えている。少しでも協力していただければ」と訴えている。
今回集まったものは10月頃、ひとり親世帯の希望者に届けられる。今後は県南のフードドライブ事業者とも協力し、より地域に密着した活動を進めていく。
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フードドライブに関する掲示物に見入る市民
アルネ津山 オレンジハート フードドライブ回収ボックス設置
- 2022年6月27日
- 医療・福祉