岡山県津山市加茂町宇野地区で10月27日から29日、「宇野 アートのまつり」(同実行委主催)が開かれ、地域に住むクリエーターの個性が際立つ意欲作に訪れた人らが見入っていた。
「宇野の景色と風の中 わくわくの あらたな出会い」をキャッチフレーズに、会場となっている作家の家やギャラリーを巡りながら、山間地域の風景が楽しめるイベントとなっている。
一棟貸しの民宿「UJITEI」では、木工作家の宇治俊巳さん(71)が新作含めて約40点を展示。鳥やカエルが使用することを想定して制作した「いすシリーズ」をはじめ、竹とクルミの実が「コトコト」と音を立てる風鈴など遊び心のあふれる作品が並んだ。
宇野町内会の会長の河田美晴さん(72)は、自宅のギャラリーで油絵約30点を披露。日本の風景や世界の城などを描いた写実的な作品が並び、奈良県にある国宝・菩薩半加跏像を描いた新作はハスの花と相まり、存在感を放った。このほか、息子の智照さん(27)が制作した影絵もあった。
自営業の近藤高弘さん(53)=津山市=は「自然豊かな場所でアートを楽しむことができて癒やされました」と話していた。
芸術を通して地域の魅力を知ってもらおうと開催し、今回で3回目。