イオン津山店「どこでもレジゴー」導入

経済・産業 購入商品のバーコードを読み取る買い物客
         

 岡山県津山市河辺のイオン津山店は、スマホを使った新たなセルフレジ「どこでもレジゴー」を県内の店舗で初めて導入した。
 スキャン機能を利用して商品のバーコードを手に取ったその場で読み取り、まとめて無人の清算用端末で会計を済ませられる。コロナ禍の中、店員との接触やレジの待ち時間を減らし、混雑を緩和させる狙い。流通大手のイオンリテール(本社・千葉県)が各地で導入を進めており、全国で60店舗、中四国では広島、島根、愛媛県の5店舗が取り入れている。
 同店では、食品売り場で使用する貸し出し用の端末45台、同端末を取り付けることのできる専用カート120台、清算用端末3台を用意。店員が詳しい使い方や支払い方法をレクチャーしている。また、所有するスマホにもレジゴーのアプリを入れて使用することも可能。
 スマホの画面では購入する商品の価格や数量などが表示され、合計金額も確認できる。西吉田の小城武士さん(46)は「計算する手間が省けるなど、いろいろと便利なので今後も使っていきたい。操作は簡単だからすぐ慣れると思う」と話した。磯永裕介店長は「1度試してみて、利便性を感じてほしい」とPRしている。

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