インターハイに向け 高校生が補食用お菓子を製作 「見た目も味も完璧に」/岡山・津山市

教育・保育・学校 選手らをねぎらおうと菓子づくりに励む生徒たち=岡山県津山市で
選手らをねぎらおうと菓子づくりに励む生徒たち=岡山県津山市で
         

 7月25日から8月5日まで岡山県津山市内で開かれる「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」の女子、男子ソフトボール選手権に向けて、津山東高校では食物調理科の生徒が、出場選手や監督に配る補食用のお菓子の製作に励んでいる。

 本年度は「開け未来の扉 中国総体2025 輝け君の青春 刻め努力の軌跡」をスローガンに中国地方5県を会場に開催され、このうち津山市では1種目を勝北総合スポーツ公園野球場(西下)、加茂町スポーツセンター総合グラウンド(同町中原)の2会場で実施。現在大会の運営を円滑に進め、盛り上げようと津山と真庭市、勝央町内の高校生たちが会場内外の環境整備などの準備に取り組んでいる。

 23日は、同高(林田)調理室で3年生39人が役割を分担してパウンドケーキ約90本、クッキー200個を調理。香ばしい匂いが漂う中、クッキーの生地をこねて型抜きをするほか、ケーキを焼いてシロップを塗るなど手際よく動いていた。この日出来上がったものは真空パックして保管した。

 試合当日は、津山東高の校章をあしらった「東高クッキー」や、生徒が考案したコーヒーの風味が効いた「コーヒーまんじゅう」など計5種約2500個を配布。作業は7月22~25日も行われ、同科1、2年生も加わる。

 3年・神﨑紬希さん(18)は「プロと同じクオリティが求められ、大変だけどやりがいも感じている。見た目も味も完璧に仕上げて喜んでもらえるようにしたい」と意気込みを語った。

コーヒーまんじゅう(中央)をはじめ、試合当日に配るお菓子
コーヒーまんじゅう(中央)をはじめ、試合当日に配るお菓子


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