津山市観光協会の本年度総会が27日、岡山県津山市山下のザ・シロヤマテラス津山別邸で開かれ、事業計画を決めるとともに、津山観光マイスター「南十字星章」を「城西まるごと博物館フェア実行委員会」に委嘱した。
来賓を含め約90人が出席し、松岡裕司会長が「城東、城西とも老若男女が楽しめるまちづくりをし、市のイベントも目白押しの中、インバウンド誘客を本格化させる時が来ている。津山には歴史コンテンツも多く、秋に開かれる森の芸術祭などを見据えてスピード感をもって取り組んでいきたい」とあいさつ。
議事に入り、▽デジタルマーケティングの推進などDMO(観光地域づくり法人)の機能強化▽森の芸術祭など大型イベントと連携した着地型観光商品開発・地域連携事業―などを重点項目とする事業計画案を承認した。
この後、1996年から城西まるごと博物館フェアを開催し、観光振興に貢献している地域住民による同実行委に南十字星章を委嘱。
高須昌明実行委員長(70)=小田中=は「始めて約30年になるが、今後も地域活性化のために人づくり、まちづくりに励んでいきたい」と述べた。