地域企業の交流やビジネス機会の創出を目的に企画した「つやまEXPO×LAND」(津山商工会議所主催、津山朝日新聞社など後援)が1日、岡山県津山市北園町の美作大学で開かれ、津山圏域を中心とした73社によるPR展示や商談でにぎわった。
製造、小売、サービス、デザイン・広告、建築設計、飲食など多様な業種のブースが出展。それぞれ製品のサンプル、写真パネル、映像などで社業の魅力や技術力をアピールし、来場者は熱心に見聞きしていた。
市出身のお笑いコンビ・ウエストランドによる特別ステージやミマダインショー、キッチンカー、飲食の出店もあった。
また、ウエストランドの2人は会場内を回り、各ブースを訪問。歯のホワイトニング体験や木工スプーンづくり、ドローンサッカーなど体験した。
歯のホワイトニングで井口浩之さんは「普段タバコを吸ってないけど、大分きれいになった」と話し、河本太さんは木工スプーン作りを教わりながら「キャンプでもよく作っていて、元々もくもくと作業するのが好きなんです」と出展者との交流を楽しんだ。
家族4人で訪れた真庭市余野の会社員・赤木宏政さん(49)さんは「あまり馴染みのなかった企業のことも深く知ることができる良い機会になった」と話していた。
オープニングで石川哲也青年部会長は「企業同士の絆をさらに深め、新しい挑戦を生み出すきっかけになればと願っている」とあいさつ。
担当のビジネス活性化委員会の山本竜義委員長は「津山圏域の経済を活性化させる取り組みを続けている。企業同士の情報交換、交流、新しいビジネスの創出につなげたい。一般の来場者には地元企業のことを知る機会になれば」と話した。







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