県は13日、これまで公表済みの新型コロナウイルス患者20人がオミクロン株に感染し、うち7人は市中感染の疑いがあると発表した。県内で同変異株の市中感染とみられるケースは初めて。確認の累計は51人となった。
県環境保健センターのゲノム解析で判明し、発症時期は1月上旬。いずれも2週間前までの海外滞在歴はなく、感染経路不明の7人のほか、県外の市中感染発生地域との往来や感染者との濃厚接触があるという。いずれも軽症か無症状といい、現在は不特定多数との接触がない状態として年代性別、居住市町村も非公表としている。