サウナを通じて地域を盛り上げようと、美作大学の学生サークルとスーパー銭湯「えびす乃ゆ」のコラボイベントが11月3日、えびす乃ゆ河辺店=岡山県津山市河辺=で開かれる。サウナ後に食べるオリジナルの「サウナ飯」を学生たちがプロデュースし、当日限定販売する。
サークルは、サウナを起点に地域貢献・交流に取り組む「REGION3U7(リージョンサウナ)」と、調理師免許を持つ食物学科の学生でつくる「調理師会」。
イベントでは、調理師会が考案した「桃太郎トマトと赤酢のサンラータン麺」と「ととのいジンジャードリンク」を提供する。地元食材をふんだんに使っており、学生たちがサウナ飯をプロデュースするのは全国でも初の取り組みという。
イベントに向けて学生たちは今月5日、試作・検討会を実施。「サウナ王」の愛称で知られる太田広さん(横浜市・楽楽ホールディングス代表取締役)と、えびす乃ゆ代表の戎幸晴さんが訪れ、試食では「これはいける」「酸っぱさと辛みが発汗を促し、インパクトがある」と太鼓判を押した。
イベントは3日午後5時半から開始。サウナサークルがサウナ室で熱風を送るサービスやクイズ大会、景品付きのじゃんけん大会などを行う。サウナ飯は限定60食を5時から販売し、サンラータン麺800円(税込み)、ジンジャードリンク400円(同)。