警察官や警察行政職員の業務について知ってもらう「オープンポリス」が1日、津山署=岡山県津山市=で開かれた。
受験を希望する高校生や大学生ら約50人が参加。鑑識体験では指紋採取を行い、石松子(せきしょうし)とアルミを混ぜた専用の粉末などをガラス瓶や紙に付着させて浮かび上がらせる作業に挑戦した。駐車場での白バイ走行では、女性隊員が重量300キロを超える車体を操り、スラロームや8の字などの技能を被露した。
採用試験のほか、刑事課など各課の業務内容の説明もあった。
津山工業高校3年の岡野寛大さん(18)は「憧れの職業。署員から直接話を聞き、なりたい気持ちがより強くなった」と話した。
県警では、来年4月採用の警察官・警察行政職員の受験者を募集しており、締め切りは14日。40人程度予定し、警察官は教養や適性検査などの筆記と体力試験、身体検査、警察行政職員は筆記を行う。申込書は県警本部に持参か郵送で受け付ける。
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白バイ走行を見学する参加者
オープンポリス、1日、林田の津山署で開かれる/岡山・津山市
- 2020年8月5日
- 行政・公共