ガイドブック『新岡山の巨樹老樹名木』を県緑化推進協会=岡山県岡山市=が出版した。33年ぶりの改訂第3版で、さまざまな樹種の後世に残したい193本を紹介している。
県森林インストラクター会とNPO法人県樹木医会の協力を得て県内各地の約1400本を現地調査し、保存性の高さから選抜した。
県北では、菩提寺のイチョウ=岡山県勝田郡奈義町=や醍醐桜=岡山県真庭市=をはじめ、宝樹寺のモミ=岡山県苫田郡鏡野町=、森林公園のミズナラ=鏡野町=、二上杉=岡山県久米郡美咲町=、山の神のイタヤカエデ=岡山県真庭郡新庄村=、朝鍋の大ブナ=新庄村=などを掲載。それぞれ特徴をとらえた写真とともに樹高、幹周り、推定樹齢、所在地といったデータ、まつわる言い伝えやエピソードを添えている。
A5判238ページ、1000部を製本。2000円(税抜き)。書店で販売しているほか、市町村立図書館に寄贈。
同協会では「幾多の風雪に耐えてきた樹木たちの存在を知り、その生命力に満ちた姿を実際に見てもらう契機になれば」としている。
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ガイドブック『新岡山の巨樹老樹名木』
ガイドブック『新岡山の巨樹老樹名木』を県緑化推進協会が出版/岡山・岡山市
- 2020年8月20日
- 行政・公共