ガラス工芸家・杉山利恵さん(48)=香川県高松市=の作品展が、川崎のポート・アート&デザイン津山で開かれ、”瀬戸内ブルー”などをイメージした吹きガラスの器やオブジェに来館者が見入っている。29日まで。
地元特産「庵治石」の粉を加えて醸した青色、オリーブの枝葉の粉末による緑色が特徴の近作約400点を出展。気泡をちりばめたグラスや皿をはじめ、水差し、キャンディポット、一輪挿しといった涼しげな器が並ぶ。さらに水滴形のリングホルダー、”幸せの青い鳥”のオブジェも目を引く。
鏡野町竹田の会社員女性(42)は「しなやかなフォルムと海を思わせる青、オリーブグリーンがとても美しく、癒やされました。作品がレンガ造りの空間に映えますね」と話していた。
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“瀬戸内ブルー”の器やオブジェに見入る来場者
ガラス工芸家・杉山利恵さん作品展