クリスマスを前に、津山中央看護専門学校(岡山県津山市川崎)の学生たちが19日夜、キャンドルサービスを同所の津山中央病院などで行い、入院患者に歌と手作りのメッセージカードを届けた。
クリスマスを病院で過ごす患者を励まそうと約60年前から学生自治会が実施し、心を込めたカードを約550枚作製。1、2年生約40人がグループに分かれ、実習先の同病院と津山中央記念病院(二階町)を訪問した。
キャンドルの灯(ともしび)を手に「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」などを歌いながら照明が落とされた病棟を巡り、メッセージカードを受け取った人は「元気が出る。大切にしたい」と喜んでいた。小児病棟では子どもたちにかるたやぬり絵などを手渡し、ひと足早いプレゼントに明るい笑顔を見せていた。
学生自治会長の2年・水口愛美さん(19)は「歌に手拍子をしてくれる患者さんもいて喜んでもらえて良かった。笑顔を守れる看護師になりたい」と話していた。
メッセージカードは、アーバンライフ二階町とナイスデイ二階町にも届けられた。