コロナで県倉敷市に宿泊療養施設

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 県は、新型コロナウイルスに感染した軽症者や無症状者を受け入れる県内3カ所目の宿泊療養施設として倉敷市の「ベッセルホテル倉敷」を借り上げ、18日から運用を開始する。
 これまで宿泊療養施設としている岡山市のアパホテル岡山駅前(256室)と東横イン岡山駅西口右(148室)に加え、デルタ株による感染拡大を見据えて利便性の高さなどから選定。
 ベッセルホテル倉敷は、地上3階の全120室のうち103室を感染者用に割り当てる。利用があれば健康観察や緊急時に対応する看護師、生活支援を担う県職員、ホテル職員が24時間態勢で常駐し、医師はオンコール(施設外待機)で対応する。契約期間は10月末までとし、状況に応じて延長する。使用料は月額約2800万円。
 県内では現在、感染者は全員入院か施設療養することになっており、高齢者や基礎疾患のある人を除く軽症、無症状者は同意を得た上で宿泊療養してもらう。


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