新型コロナウイルスワクチンの接種が施設入所者以外の高齢者を対象に岡山県内で5月から始まるのに向け、津山市は19日、住民説明会を5日間の日程で始めた。接種までの基本的な流れなどを解説している。
初日は中北下の久米公民館で開き、約140人が参加。市ワクチン接種推進室の職員が、アメリカ・ファイザー社製を2回無料で予約して受けることや、「接種券」「予診票」といった自宅に届く書類、対応する市内の医療機関について話した。
約95%とされる予防効果や、注射した部位の痛み、疲労感、頭痛といった副反応が出る可能性があることにも触れた。
領家の80代女性は「かかりつけでできないので不安。どれだけの人数が初期段階で予約できるのか、2回ともスムーズに終えられるのかについても気になる」と語った。
説明会は20日に加茂町、21日に勝北で開き、22、28日は旧市内で予定している。いずれも内容は同じ。
県内では、5月17日から施設入所者以外の高齢者の接種が始まり、病院や診療所での個別接種と公共施設などでの集団接種を想定。予約は10日にできるようになる。
津山市の問い合わせ先は、市ワクチンコールセンター(☎050―3644―9521)。時間は午前9時〜午後7時。
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新型コロナワクチンの説明会に参加した高齢者=19日、久米公民館
コロナワクチン説明会
- 2021年4月20日
- 医療・福祉