緊急事態宣言の延長を受け、津山市は29日、第31回「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を山北の市役所で開き、市内163の公共施設の休業期間延長を決めた。
20日まで休業するのは、津山城(鶴山公園)や市立図書館、衆楽園、津山洋学資料館、津山郷土博物館、津山総合体育館、津山文化センター、ベルフォーレ津山、市立文化展示ホール、津山観光センター、黒木キャンプ場、公民館など128施設。このほか、小・中学校の体育館やグラウンドなどは6月末まで一般の使用を休止する。
イベント・行事は河川清掃(6日)、親子エコフェスタ(13日)などを中止する。
市立小・中学校への対応は、教育活動全般についてはこれまで同様に感染症対策を講じて実施する。夏季の熱中症リスクを踏まえ、体育や登下校では十分な距離を確保するなどの対策をとった場合には必ずしもマスク着用の必要はないこととする。部活動は一定の制限を設けた上で実施。活動場所は原則校内とし、他校との練習試合の自粛、参加人数や練習方法を工夫して対策の徹底などを順守する。
ワクチン接種の状況について報告もあり、対象の市内65歳以上の高齢者数3万761人(4月1日現在)のうち、27日現在1回目を受けたのは6131人。接種率は19・9%で、市ワクチン接種推進室によると、順調に進んでいるという。
p
緊急事態宣言の延長を受け、今後の対応などを協議した津山市の本部会議