岡山県は11日、これまで公表済みの新型コロナウイル感染者69人が変異株に感染していたと発表した。うち50人が英国由来の「N501Y変異株」、あとの19人が由来不明の「E484K変異株」で、E484Kが県内で確認されるのは初。県内での変異株の感染確認は累計164人となった。
N501Y変異株に感染した50人のうち、感染経路不明が39人、これまで確認されている患者の濃厚接触者が11人。いずれも発症2週間前までの海外滞在歴はなく、発症時期は大半が4月上旬〜中旬で、不明(無症状)6人。
E484K変異株に感染した19人のうち、感染経路不明が11人、これまで確認されている患者の濃厚接触者が8人。いずれも発症2週間前までの海外滞在歴はなく、発症時期は大半が3月下旬〜4月中旬で、不明(無症状)3人。
それぞれ不特定多数との接触がない状態として年代性別、居住市町村、病状も非公表としている。
コロナ変異株
- 2021年5月12日
- 医療・福祉