伊原木隆太県知事は24日の臨時会見で、新型コロナウイルスの県内感染状況について、切迫度が最も高い「ステージ4(爆発的感染拡大)」から「ステージ2(漸増)」に引き下げると発表した。30日に期限を迎える県内へのまん延防止等重点措置については「(期限で)解除できる可能性は十分ある」との見解を示した。
ステージ判断を「2」としたのは8月4日以来で、直近1週間(16〜22日)の指標6項目すべてが改善し、ステージ3の指標を下回ったことから判断。
1週間の新規確認数は160人と前週(376人)より約6割減少し、人口10万人当たりの新規感染確認数は11・42㌽減の8・47人。療養者数も255人と前週(616人)から半減以下となり、人口10万人当たりの全療養者数は19・1㌽減の13・49人。
病床使用率は前週から19・2㌽減の14・4%、重症者用病床の使用率は11・7㌽減の7・4%(同)。PCR検査の陽性率は1・1㌽減の3・8%、感染経路不明割合は31・9%。
伊原木知事は「病床使用率を含めて改善傾向にあるが、県民、事業者の皆さんには決して気を緩めることなく、不要不急の県外の往来自粛や日中の外出自粛など、リバウンド防止のためにも期限まで協力願いたい」などと述べた。
コロナ知事会見
- 2021年9月25日
- 医療・福祉