絵画グループ・シャトー会の第103回美術展が新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで開かれ、洋画や日本画などの意欲作に来館者が見入っている。8月22日まで。
津山と周辺の愛好家らでつくる同会のメンバー8人が、近作を中心に約50点を出展。油彩では、緑の濃淡が強調された宮川沿いの景色や柔らかなタッチの城の桜、アクリル画では鮮やかな色彩が特徴的なチョウやバラ、日本画は淡い色遣いで着彩した金魚などが目を引く。さらに自然木の造形を生かしたユニークなオブジェも並ぶ。
津山口の三村輝親さん(87)は「どれも個性的で素晴らしいし、特に抽象的な作品が印象的で心が洗われた」と話していた。
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油彩などに見入る来場者
シャトー会美術展