伊原木隆太知事と県民が直接話し合う「知事と一緒に生き活(い)きトーク」が9日、山下のザ・シロヤマテラス津山別邸で開かれ、「『食』による観光振興」をテーマに意見を交わした。
美作地域にグルメで誘客を図る「美作の国”美味(うま)し国”プロジェクト」に参加している美作大学食物学科の学生や津山東高校食物調理科の生徒、弁当店経営者ら関係者6人が参加した。
「ビーガンメニュー(完全菜食主義)」をはじめ、開発した料理の特徴や工夫した点などを知事に紹介。プロジェクトの展望についてメンバーは「美作をアピールする観光振興の目玉になればうれしい。グルメフェスを開き、SNSなどを通じてもっと広まれば」「新メニューをもっと開発し”ビーガンの聖地”のような形になればより多くの人が来てくれるはず。研究会も立ち上げることができればおもしろい」「おいしさだけでなく、それに関わる人の魅力や温かさに触れることも旅の目的になればうれしい」と話した。
知事は「人口減少が進む中、地域にとって観光は大きい。外から訪れてもらって感想を言ってもらうと、より磨かれて魅力的になる。食を切り口に地域が元気になれば」と期待を込めた。
同トークは本年度2回目。
シロヤマテラス津山別邸 伊原木隆太知事と県民が直接話し合う
- 2022年8月10日
- 行政・公共