平和への願いを込めたジェイコブ・コーラーさんの「ピアノコンサート」が15日、津山市のベルフォーレ津山で開かれ、午後1時30分と午後5時30分の2公演に約800人が来場した。
ステージには広島の原爆で損傷しながら残った「被爆ピアノ」がグランドピアノと並んで置かれ、コーラーさんは、2つのピアノを行き来しながら、荒城の月、Spain、ピアノ・マン、戦場のメリークリスマス、ジブリ作品や童謡など幅広い曲目を披露。ジャズピアニストならではの柔らかいタッチと豊かなアレンジで会場を魅了した。
被爆ピアノの調律を続ける矢川光則さん=広島市=も登壇し、ともに平和への思いを伝えた。
16日は笠岡市民会館で午後2時開演。入場料6,000円(全席指定)。学生席は当日2,000円(小学生〜大学生、高校生以上は学生証提示)。問い合わせはMIN-ON中国(082-567-0585)。


関連記事