岡山県内最大級の恩原高原スキー場(苫田郡鏡野町上斎原)で21日、スキー場開きが行われた。積雪約40㌢と、2020年以来4年ぶりに初日から滑走可能となり、待ちわびていた人たちが初滑りを満喫した。
この日はパノラマゲレンデの第2、第3リフトを無料開放。県内外から大勢のスキーヤーらが訪れ、白銀のゲレンデに思い思いのシュプールを描いていた。
シーズン中の安全とにぎわいを祈願する神事があり、山崎親男町長は「岡山県が誇る自然豊かなスキー場。多くの人に親しんでもらい、子どもたちにも楽しんでもらいたい」とあいさつ。記念の餅投げが行われ、家族連れらが歓声を上げて拾っていた。
同スキー場は昨季は台風被害の影響でリフトを1基のみ稼動し、雪不足もあって来場者数は約5000人だった。今季は3基動かし、降雪に期待して約4万5000人を目標にしている。