アーバンスポーツの振興を図る津山アクションスポーツ協会(櫛田定補代表)による「できた!がうまれるスポーツ体験教室」が21日、岡山県苫田郡鏡野町のかがみのドームで開かれ、子どもたちがスケートボードやバイシクルモトクロス(BMX)の楽しさにふれた。
同協会は2010年の設立から子どもたちの挑戦心や自己表現力、集中力を育む機会を作ろうとスクールの開催などに取り組んでいる津山市の団体で、より良い運動環境と学びの場を提供しようと実施。園児から中学生までの参加者が正しい姿勢や乗り方を教わった後、早速挑戦。
BMXではベニヤ板がしかれたコースを自転車で疾走し、途中設置されたバンク斜面(ジャンプ台)でつまずくも、あきらめずに乗り越えて進む姿が見られた。
自転車競技を知っていて体験したかったと言う奥津小学校4年生の女の子は「おもしろかったし、乗ることができてうれしい。近くに練習できる場所があればもっと挑戦してみたい」と話していた。
BMXの宮地凌汰選手=笠岡市=をはじめ、スクールに通う生徒らのデモンストレーションもあり、迫力ある演技が会場を沸かせた。
櫛田代表(46)は「スポーツをきっかけに、自身で目標を立てて挑む気持ちを持ってもらえたらうれしい。子どもたちもパワーを発散できる場所があれば生活のリズムも整うと思っている。定期的に体験会を開いていきたい」と語った。
